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TITLE005  <3日目その1>カトマンズ→恐怖のフライト→ルクラ。
トレッキング1日目。

朝6:00、セットしたアラームで目が覚める。
が、腕時計を見るとまだ3:00前だ。
目覚ましのケータイがまだ日本時間のままだった。
再び寝る。

再度アラームに起こされる。
現地時間の朝6:00だ。
洗顔、着替えを済ませ、
ホテルにデポジットする荷物の仕分けをする。

6:45、トレッキングガイドがロビーに待っているぞと
フロントから電話がかかる。
約束の時間は7:15なのに。。。
あわてて、荷物を持ってロビーに降りる。
1泊分の精算とデポジットする荷物のお願いをし、
下山後の宿泊予約をする。

トレッキングガイドのテジーが用意してくれたタクシーに乗り込む。
天気はあいにくの雨。
暦のうえでは乾期に入っているというのに、
昨日に引き続き天気が悪い。

はじまりつつある通勤ラッシュのなか、
昨日降り立った、トリブヴァン空港へ再び向かう。
トレッキングの出発点となるルクラ(標高2800m)までは、
空路で向かうのが一般的なのだ。
7:20空港到着。
テジーのあとに続き国内線の建物に入る。
バックパックを預け、
ポンポンと体を触るだけのゆるいセキュリティを抜け、
出発ロビーへ。

ロビーに待つ客のほとんどが
トレッカーとそのガイドだ。
特に白色系の外国人の姿が目立つ。
日本人は僕たちだけ。
あとはムキムキの韓国隊。
韓国人トレッカーはみんなマッチョだ。
ぺ・ヨンジュンしかり、
マッチョがモテるお国柄なのだろうか。

フライト時刻の8:30になっても搭乗のアナウンスは流れない。
どうやら、天候が悪く様子を伺っているようだ。
標高2800mのルクラへのフライトは天候によって
遅延、中止になることが多く、
昨日も飛ばなかったらしい。
ロビーに売っていたチヤ(ミルクティ)を飲み気長に待つことに。

9:30ようやくアナウンスが流れる。
空港の建物を出たところに待つマイクロバスに乗り込み、
われわれが乗るアグニエアの飛行機へ。
いままで乗ったどの飛行機よりも小さく古いプロペラ機。。。大丈夫なのだろうか。(汗)
座席は通路をはさんで両側に1列。
コクピットとの仕切りはなくパイロットの姿が見えている。。。
それでもCAは一人乗っており、
客が席に着くと白い綿のようなモノを配っている。
ネパール人の乗客を見ていると耳に詰めているではないか(笑)。
上空へあがると、プロペラの轟音とともに、
どこからともなく隙間風が入ってくる音がする。
気密が保たれていないようだ。
どうりで、やたらと生あくびが。。。

30分ほどするとルクラらしい小さな飛行場が見える。
いよいよ着陸だ。
徐々に高度を下げ、ドーンと乱暴に着陸。
着陸の勢いのまま登り坂になっている滑走路をぐんぐん登り、
一番上でどうにか止まる。
よかった〜。助かった。
みんな同じ気持ちだったのか、
飛行機が止まると同時に機内に歓声と拍手がわきおこる(笑)

あとで聞いたことだが、
丁度1年前の10月、
「イェティエア」という航空会社の飛行機が
ルクラの空港で着陸に失敗し、
トレッカーを含め十数人亡くなったらしい。
おそろしい・・・・


初めてエベレスト登頂を果たした、
ニュージーランド人のエドモンド・ヒラリーと
シェルパのテンジン・ノルゲイの名を
冠した「テンジン・ヒラリー空港」に降り立ち、
荷物をピックアップする。

いよいよ念願のヒマラヤトレック開始だ。

3日目その2に続く。




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国際線よりさらにパンチの効いた国内線。


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すばらしくテキトーなボーディングチケット。


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機内の様子。文字通りの運命共同体。。。


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僕らの乗ったドキドキ飛行機。ほんとに恐かった。。。
by tkdyz | 2009-11-16 12:43
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