トレッキング1日目。
朝6:00、セットしたアラームで目が覚める。 が、腕時計を見るとまだ3:00前だ。 目覚ましのケータイがまだ日本時間のままだった。 再び寝る。 再度アラームに起こされる。 現地時間の朝6:00だ。 洗顔、着替えを済ませ、 ホテルにデポジットする荷物の仕分けをする。 6:45、トレッキングガイドがロビーに待っているぞと フロントから電話がかかる。 約束の時間は7:15なのに。。。 あわてて、荷物を持ってロビーに降りる。 1泊分の精算とデポジットする荷物のお願いをし、 下山後の宿泊予約をする。 トレッキングガイドのテジーが用意してくれたタクシーに乗り込む。 天気はあいにくの雨。 暦のうえでは乾期に入っているというのに、 昨日に引き続き天気が悪い。 はじまりつつある通勤ラッシュのなか、 昨日降り立った、トリブヴァン空港へ再び向かう。 トレッキングの出発点となるルクラ(標高2800m)までは、 空路で向かうのが一般的なのだ。 7:20空港到着。 テジーのあとに続き国内線の建物に入る。 バックパックを預け、 ポンポンと体を触るだけのゆるいセキュリティを抜け、 出発ロビーへ。 ロビーに待つ客のほとんどが トレッカーとそのガイドだ。 特に白色系の外国人の姿が目立つ。 日本人は僕たちだけ。 あとはムキムキの韓国隊。 韓国人トレッカーはみんなマッチョだ。 ぺ・ヨンジュンしかり、 マッチョがモテるお国柄なのだろうか。 フライト時刻の8:30になっても搭乗のアナウンスは流れない。 どうやら、天候が悪く様子を伺っているようだ。 標高2800mのルクラへのフライトは天候によって 遅延、中止になることが多く、 昨日も飛ばなかったらしい。 ロビーに売っていたチヤ(ミルクティ)を飲み気長に待つことに。 9:30ようやくアナウンスが流れる。 空港の建物を出たところに待つマイクロバスに乗り込み、 われわれが乗るアグニエアの飛行機へ。 いままで乗ったどの飛行機よりも小さく古いプロペラ機。。。大丈夫なのだろうか。(汗) 座席は通路をはさんで両側に1列。 コクピットとの仕切りはなくパイロットの姿が見えている。。。 それでもCAは一人乗っており、 客が席に着くと白い綿のようなモノを配っている。 ネパール人の乗客を見ていると耳に詰めているではないか(笑)。 上空へあがると、プロペラの轟音とともに、 どこからともなく隙間風が入ってくる音がする。 気密が保たれていないようだ。 どうりで、やたらと生あくびが。。。 30分ほどするとルクラらしい小さな飛行場が見える。 いよいよ着陸だ。 徐々に高度を下げ、ドーンと乱暴に着陸。 着陸の勢いのまま登り坂になっている滑走路をぐんぐん登り、 一番上でどうにか止まる。 よかった〜。助かった。 みんな同じ気持ちだったのか、 飛行機が止まると同時に機内に歓声と拍手がわきおこる(笑) あとで聞いたことだが、 丁度1年前の10月、 「イェティエア」という航空会社の飛行機が ルクラの空港で着陸に失敗し、 トレッカーを含め十数人亡くなったらしい。 おそろしい・・・・ 初めてエベレスト登頂を果たした、 ニュージーランド人のエドモンド・ヒラリーと シェルパのテンジン・ノルゲイの名を 冠した「テンジン・ヒラリー空港」に降り立ち、 荷物をピックアップする。 いよいよ念願のヒマラヤトレック開始だ。 3日目その2に続く。 国際線よりさらにパンチの効いた国内線。 すばらしくテキトーなボーディングチケット。 機内の様子。文字通りの運命共同体。。。 僕らの乗ったドキドキ飛行機。ほんとに恐かった。。。
by tkdyz
| 2009-11-16 12:43
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